【晩夏】エリゲロン(源平菊)のサマーカット

植物のメンテナンス

夏の終わりの切り戻しでリフレッシュ

8月26日

明日から台風の影響で雨が降り続くようです。
本日、夏の終わりにエリゲロンをサマーカットすることにしました。
外に出ると陽射しが黄色く、何となく秋の気配を感じます。

春から一度も切り戻しをしていなかったので全体が覆い被さるように伸びています。

エリゲロンのサマーカット前

エリゲロンは春から秋遅くまで途切れることなく花を咲かせてくれるのですが、真夏から夏の終わりにかけては多少花が少なめです。
秋にもう一度返り咲いてほしいので長雨の蒸れ対策も兼ねて、一度清々しく刈り込んで整えていきます。

手入れのしかた

まずは雑草を除去

まずはエリゲロンに紛れている雑草等を抜きます。
めくって株元を見てみると紛れている雑草を見分けやすいです。

刈り込みは毛刈りの如く

緑の部分を残しながらカットしていきます。
緑の部分がなくなるくらい短くカットしてしまうと株が急に枯れてしまったり、成長が遅くなったりしてしまう恐れがあるので程よい長さでカットしましょう。

めくって巻きながらカットしていくと切る箇所が見やすく、しかも散らからずにできるので仕事がやりやすいです。
まるでヒツジの毛刈りのよう。

エリゲロンを切り戻している作業途中の様子_横からの写真
エリゲロンを切り戻している作業途中の様子_真上からの写真

追肥する

秋の返り咲きに向けて栄養をあげましょう。

我が家では鶏糞と油粕と牡蠣殻石灰を適宜に混ぜたものを与えていますが、鶏糞の匂いが気になる場合は市販の花用の化成肥料でも良いかと思います。

気温が30度を越えるような暑すぎる時期に肥料をあげても、植物は夏バテ気味でなかなか栄養を吸い上げることができません。
最高気温が25度を下まわる秋めいた季節がやってきたらまずは少量ずつ追肥します。

増やしたい場合は

  • 種がこぼれて発芽し、いつのまにか増えていることがある
  • 倒れて地面に付いた部分(特に端の倒れているところ)から根が出ていることがある。
    それを切り取って掘り上げ、移植する。

まとめ

サマーカットすると株元まで風が通り蒸れ対策になります。覆い被さるように成長すると株元に近い方は日が当たらず、しかも中は蒸れて葉が枯れ茎だけになってしまいます。

切り戻すことで株元まで日が当たるようになり葉が復活してきます。
また刈り込むことで伸びきった姿もリセットできます。

エリゲロンのサマーカット後

花が咲いたあとに種ができると、そちらに栄養が取られて花が咲きにくくなり花数が減ります。
種ができたところをカットすると再び返り咲きしやすくなります。

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グリーピングタイムも同じ手入れ方法で管理しています。

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