【初夏】季節外れにグラジオラスを咲かせる方法

植物のメンテナンス

6月中旬に植えてみました

今年のグラジオラスは訳あって6月中旬に植え付けをすることになりました。
いつもなら秋植えの春咲きです。

なかなか芽が出てこなかったのでやはりダメだったかと思っていましたが、夏が本格化してくるころに芽を出し、酷暑をものともせずグングン成長しました。

8月下旬ころからぽつりぽつりと咲き始め、秋のお彼岸前に開花のピークを迎えました。
植え付けから3ヶ月ほどで開花。今年は秋のお彼岸に仏壇にグラジオラスを飾ることができました。

グラジオラスを遅植えするメリット

今年初めてグラジオラスの球根を遅植えしてみましたが、意外にもメリットがあることがわかりました。

  • 花の咲く時期に雨が少ないので、梅雨時期の開花に比べて倒れにくい
  • 花の咲く時期に多少涼しくなってくるので花持ちが良い
  • 「こんな時期にグラジオラスが咲いてるの!」と驚かれる

メリットが多いように感じましたが、もちろんデメリットも。

グラジオラスを遅植えするデメリット

  • 植え付け直後に長雨が続くと球根が腐ってしまう可能性あり
  • 植えっぱなしの場合は時期の調整ができないため、遅植えをしたい場合はその都度、球根の掘り上げや保存の作業が必要
  • 球根を掘り上げて保存する場合は、冬の寒さに気をつけないといけない

毎年掘り上げて管理されている方には難なくできるかと思います。
しかし、一度植えたらほぼ植えっぱなしだよという方や、めったに掘り上げたりしないよという方には正直毎年このような作業をするのは面倒くさいかもしれません(私も含めて)。

おすすめの挑戦タイミング

植え付けから数年経つと細かい球根が増えに増えて混み合ってきます。
ある程度、球根が肥大してくれないと花を咲かせることができないため、この細かい球根を一度掘り上げて、その後、球根の間隔を離して植え付け直す必要が出てきます。
その際に大きめの球根があれば、初夏まで保存して一度遅植えを試してみるのはいかがでしょうか。

もしくはお店で売れ残って値下げされているグラジオラスの球根を見つけたら試してみるのはいかがでしょうか。

見慣れたはずのグラジオラスも、いつもとは違う時期やいつもとは違う植物の組み合わせで咲いていると新鮮に感じられるかもしれません。

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