ボリュームたっぷり 別名「ピラミッドアジサイ」
竹ひごくらい細いか弱そうな苗でしたが、9年間で私の背丈ほどになりました。
花数も年々増えてピラミッド型の花房がいかにも重たそうです。
我が家の庭にはノリウツギ・ファイヤーライトも植えてあるのですが、比べるとライムライトの方が茎が丈夫で開花時期の雨風で倒れにくい印象です。
2024年現在、PWブランドから様々な種類のノリウツギが販売されています。
プランターで育てられるサイズのものから樹高240センチになる巨大なものまで6種類ほどカタログに載っています。
次はどれを植えてみようかとカタログを眺めているだけで楽しくなってきます。
育て方
まさに雪国にぴったり強剪定
とにかく丈夫です。紫陽花のイメージで育てていると「なんて手間のかからない雪国にぴったりの、しかも見た目も豪華なパーフェクト植物なんだ!」となります。
紫陽花も植えていますが雪の重みで茎が折れやすく、毎年晩秋には株を束ねて縛った上に板で四方を囲うという作業に追われます。
一方、ノリウツギは秋に枝を切りつめても春から伸びてくる新しい枝に花を咲かせる性質を持っているので、高さ50センチくらいまで低くバチバチと遠慮なく切ってしまいます。そこにブルーシートを巻き付けて縛ってしまえば雪囲い完了です。
もし今ある紫陽花が枯れてしまったら次は全部ハイドランジア(アナベルとノリウツギ)にしようと思うくらい惚れ込んでいます。
植え付け場所は午後からの陽射しが遮られるところへ
ファイヤーライトの方は1日中よく日の当たる場所に植えているのですが、猛暑が続くようになった数年前からせっかく咲いた花(ガク)が部分的に茶色くなってしまって実に残念な見た目になるようになってしまいました。
ライムライトの方は家の東側に植えたので西日は完全に遮られています。
花も焼けてしまうこともなく綺麗なままです。
丈夫な性質ゆえ少々どこでも元気に育ちますが、肝心なお花のために午後からの強い日差しを避けられる場所を慎重に選んだほうが良さそうです。
お楽しみポイント
ドライフラワーにする
なんといっても花色が変化していく様です。咲き始めはライム色、徐々にクリームがかってピンクが差し始めます。晩秋の夜間寒くなってくる頃になるとよりピンク色が深まって秋の訪れを目で感じることができます。
その頃に花を収穫してドライフラワーを作るのが醍醐味。
きっと家の中に持ち込むと花の大きさに改めて驚きますよ。
自家製ドライフラワーいかがですか。おすそ分けできるくらいたくさん作れます。
家の中に飾る
母が庭にある花材だけで生けてくれました。
- ノリウツギ・ライムライト
- ギボウシ(ホスタ)2種類
あえて他の色は入れず、グリーン系でまとめて爽やかで涼しげにしましたとのことです。